FW大迫勇也は負けた直後で整理がつかない様子だった。2点をリードしながら同点とされ、最後は後半ロスタイム4分、カウンターからFWナセル・シャドリに決勝ゴールを決められ、1度つかんだはずの初の8強がスルリと逃げた。

 「ちょっと今(気持ちの整理が)難しいけど、本当に悔しい。2点リードしてからの試合運びが良くなかった。引きすぎず前にいこうと声を掛け合ったけど後ろに重心が掛かってミスからピンチを招いた。1点取られて流れが相手に傾いたにのは事実。2-0をキープすることを意識すべきだった。(16強どまりは)悔しいし、日本のサポーターの皆さんが応援してくれてパワーをもらったのに申し訳ない」。

 1次リーグ初戦のコロンビア戦で決勝ゴールを決めた大迫だったが、この日はゴールを奪えず悔しさいっぱいだった。