ドイツこぼれ話

ゲッツェの移籍先は? 他国メディアの記者が予想

ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは23日、10番を背負うマリオ・ゲッツェの今夏退団を明言した。同選手の国外移籍もささやかれる中、大衆紙「ビルト」が他国主要メディアの記者に予想を立ててもらった。

マリオ・ゲッツェ(14年7月撮影)
マリオ・ゲッツェ(14年7月撮影)

同紙によれば、フランス「レキップ」のダビド・フィウー記者は「いずれにしてもパリ(・サンジェルマン)はないだろう。ゲッツェには十分な力強さもなければ、トゥヘル監督が好むタイプでもない。可能性があるとすればニースだろう。英国の富豪がクラブを所有するようになったおかげで、ビッグネームを獲得する力が手に入った。まだチームは非常に若く、W杯優勝の立役者であるゲッツェは、中盤に“経験”というプラスの面を与えてくれる。レナト・サンチェスのようなかつてのシューティングスターを獲得したリールも、ゲッツェに合うかもしれないね」と話したという。

スペイン紙「アス」のアリツ・ガビロンド記者は「レアル、バルサ、アトレティコのビッグ3への移籍は、ノーチャンスだと見ている。しかしセビリアなら高い年俸を支払うことができるし、ロペテギ監督もモンチSDも、ゲッツェのような選手を好む。過去にも似たシチュエーションでサミル・ナスリを獲得したこともある。他に思いついたところでは、ドイツ人が多く住んでいるマジョルカもいいだろう」とコメント。また英紙「ザ・サン」のアンディー・ディロン記者は「W杯決勝でゴールを決め、大会優勝をもたらした選手として、プレミアリーグに新たな輝きを与えてくれるだろう。レスターのような野心あふれるチーム、またウルバーハンプトンのようなクラブも彼に合うと思う。ビッグクラブなら、アーセナルかトットナムあたり。既存選手へ刺激を与える目的でニューカッスルが獲得に動く可能性もある」と推測している。

そしてイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のフランチェスコ・アルチェッティ記者は「ユベントスやインテル、ナポリといった面々はゲッツェを必要としていない。ACミランなら少し可能性があるかも。個人的にイメージできるのは、ローマとラツィオだ。元々どちらのクラブも、移籍金がかからない選手やレンタルでの獲得に積極的だ。ラツィオはスペクタクルなサッカーをするし、よりゲッツェに合うかもしれない。SDのイグリ・ターレがドイツ語を話せるのも大きい」と語った。

◆鈴木智貴(すずき・としき)1981年、静岡県天竜市(現浜松市天竜区)生まれ。日大卒。日本でのサラリーマン生活を経て、2010年7月よりドイツ在住。ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA-B級)指導者ライセンス取得。アキレス腱断裂と半月板損傷による2度の手術を受けながら、アマチュアリーグでプレーを続ける現役。

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