ドルトムントの日本代表MF香川真司(27)が、14日のヘルタ戦で先発復帰することが濃厚になった。

 今季MFで起用されているDFゲレイロ、MFカストロが負傷離脱したため、12日付のビルト紙は「攻撃的な選手のポジションが突然空席になった。(MFの)シュールレも負傷離脱しているため、香川がおそらくスタメン復帰を果たすだろう」と報じた。

 香川は最近6試合ではわずかに45分しかプレーできていない。9月14日欧州CLのRマドリード戦ではベンチ外にもなった。カストロとゲレイロはドルトムントの「攻撃エンジン」として欠かせない存在になっており、2人ですでに16ゴールに絡む。さらにMFゲッツェの調子がどんどん上がってきていることもあり、香川はベンチが定位置となっている。

 また、負傷離脱していたMFロイスが133日ぶりにチーム練習に合流。ドルトムントの攻撃ポジションは超激戦とあって、MF原口が所属するヘルタとの「日本人ダービー」は香川の今後を占う一戦ともなりそうだ。