マンチェスターUは、Aマドリードのアントワヌ・グリーズマン(25)を6000万ポンド(約89億9000万円)で獲得を目指していると、21日付英紙サンなど複数メディアが報じた。

 同クラブは、グリーズマン獲得のために、代理人と接触したという。違約金6000万ポンドで獲得合意するように話したと報じた。だが、同選手は今季終了まではスペインにとどまることが予想される。

 またモウリーニョ監督は、クラブ幹部らに、背番号10のポジションには、才能があり中盤と連係が取れる攻撃ができる選手を優先させたいことを伝えた。

 グリーズマンはフランス代表で同僚のマンU・MFポグバとよく話し合っているという。また、マンUのOBであるベッカム氏に憧れており、Aマドリードでは同氏と同じ背番号「7」を背負っている。「常にポグバからマンチェスターUについて聞いている。ビッグクラブだし、施設も素晴らしい。(報道で)マンチェスターUやパリサンジェルマンへの移籍をよく耳にするが、今は移籍する時ではない」と早期の移籍を否定。だが「いつかポグバと一緒にプレーできれば最高だね」と話した。

 また、尊敬するAマドリードのシメオネ監督は、クラブとの契約を今年9月に、20年6月までだった契約を18年6月までに短縮したことで、グリーズマンもクラブを去るとみられている。