アルゼンチンの英雄でナポリで活躍したディエゴ・マラドーナ氏(56)は、16日にナポリのサンカルロ劇場でショーに出演し、舞台の上で自分の人生について話した。17日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 国際サッカー連盟(FIFA)の前会長ブラッター氏と同副会長のプラティニ氏ついて「この2人については話したくない。彼らは泥棒だ。全てのものを盗みさった」と話した。ショーを見たナポリのデ・ラウレンティス会長は「イタリアの税務署との件が解決すれば、マラドーナにはナポリのクラブ大使となってもらう」とクラブ入りを明言した。

 またマラドーナは先週の土曜にナポリでプレーしていた当時の浮気相手、クリスティアーナ・シナグラに再会した。2人の間には子供ができており、最近になって息子と話すようになっているという。昨日のショーでマラドーナは「30年経った今私の息子に謝りたい。そしてもう彼を手放すことはない」と話した。