ヘントFW久保裕也(23)が、今冬の移籍後3点目を記録した。

 先発した久保はムスクロンペルウェルツ戦の前半30分、MFサイフから縦パスを受けると、左足へ持ち直してペナルティーエリア左から左足でシュートを放ちゴール右へと決めた。これで2-0としたヘントは、後半7分にPKで加点。久保は後半32分で途中交代となったが、チームは相手の反撃を1点に抑え、危なげなく勝利した。

 3試合ぶりのゴールに久保は「やっと取れたかなという感じですけど。後半も自分的にチャンスを作れたはずなんですけど、ちょっと交代が早かったかなという感じはする。もうちょっとコンディションを上げます」と満足そうに話した。

 ヘントは3日前の23日には欧州リーグ(EL)でプレミアリーグ3位のトットナムに2戦合計3-2と競り勝ち、16強進出を決めたばかり。久保は前所属でELに出場しているため出場機会はなかったが、チームは勢いに乗っている。中2日で迎えたこの日も疲れを見せずに快勝し、リーグ戦の順位は7位へ浮上。残り2試合で、6位までが進出するプレーオフ進出も視野に入った。久保は「絶対やれるチームだと思うので。全員がその意識を持てば、やれると思います。今日みたいな試合を。来季にも繋がる話なので。そこが一番大事かなと思っているので。頑張りたいです」と意気込んだ。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)