バイエルン・ミュンヘンFWトーマス・ミュラーは26日のブレーメン戦でベンチスタートとなり、フラストレーションをため込んでいると、28日に独紙ビルトが報じた。

 試合後「どんなクオリティーを監督が求めているのか、僕にははっきりとわからない。僕のはおそらく100%求められているわけではないようだ」と報道陣に答えていた。ミュラーがスタメンから外れたことをチームメートの多くも驚いていたようだ。

 カルロ・アンチェロッティ監督は「純粋にテクニカルな決断。ワイドに試合を運びたかったし、中盤でボールコントロールを重視した。途中出場してからトーマスは非常にいいプレーをした」とコメントした。

 BミュンヘンGKマヌエル・ノイアーは「これまでのところいいプレーをしていると思うよ。途中出場してから、ゲームにスピードと命を吹き込んでくれた。トーマスは気合が入っているし、今後はまたスタメンで起用されるようになる」と話していた。

 一方でノイアーはW杯予選に向けたドイツ代表メンバーから外れたことについて「代表監督と話をした。もちろん代表には行きたかったけど、僕だけの決断じゃない」と明かしていた。