MF堂安律が所属するフローニンゲンは首位PSVと3-3で引き分けた。

 序盤に2点を先行されたが、前半31分にDFファン・ニエフがFKを直接決め1点差に迫った。同37分に失点して再び2点差となったが、後半9分にFWフェルトワイクがPKを決め、同ロスタイムにはDFテウィーリクが押し込んでドローに持ち込んだ。

 堂安はリーグ戦11試合連続先発出場し、4-2-3-1のトップ下としてプレー。前半は前線からプレッシングをかけようとしたが、PSVのパスワークにボールに触らしてもらえず。同31分のゴールにつながるFKは、FWファンウェールトへのくさびのパスからFWイドリッシがファウルを受けて奪ったものだが、このシーン以外は目立ったプレーがなく前半終了で退いた。後半は堂安に代わって出場したMFマヒが3点目に絡むなど交代選手が活躍し、2戦続けて実力を発揮できなかった堂安にとっては正念場となった。(中野吉之伴通信員)