FW久保裕也が所属するヘントが、ホームで2位シャルルロワからラストプレーで決勝点を奪い、1-0で勝利した。

 0-0で引き分け寸前の後半ロスタイム、右サイドからのFKを途中出場のFWヤレムチュクが頭で流し込んだ。

 久保はトップ下で先発したがゴールは割れず、後半40分に退いたが、「最後までみんな信じてやってた。個人的な結果は欲しかったが、チームが良い形で勝てたのでそれが一番」と勝利を喜んだ。トップ下となってからはずっと使い続けられているが、「今の監督は1回固定してしまうとなかなか変えない。僕以外の選手もそう。1トップは結構ころころ代わりますけど、他のところは。チームが勝ち続けて、ホントに悪いプレーをしない限りは代わらないかなという気はします」と分析した。11月に今季2つ目のゴール・オブザマンスを受賞。この日の勝利でホーム7連勝も果たし「雰囲気も良いですし、あんまり負ける気がしない」と笑顔を見せた。

 ヘントは9勝5分け6敗の勝ち点32で4位。次戦は26日の3位アンデルレヒト戦となるが、「いろんな意味で楽しみ。今、乗ってるんで、このまま行きたいなと思っています」と年内最終戦を見据えた。