スペイン2部レオネサMF井手口陽介(21)が、スペインデビューを飾った。
後半35分から途中出場。ダブルボランチの右に入った。最初のプレーで右サイドに正確なロングフィードを見せるなど、攻守において存在感を発揮。後半44分には警告をもらうものの、気後れすることなく果敢にプレーし、背番号19をスペインに知らしめた。以下、一問一答。
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-スペインデビューの感想は
井手口 スタジアムもすごく雰囲気が良かったし、日本にない雰囲気だった。少ししか出てないし、負けはしたけど、楽しい時間だった。
-これからやりたいことは
井手口 もっとコミュニケーションを取って、守備も攻撃もできればもっとやりやすくなると思う。自分のプレースタイルをみんなに知ってもらって、生かし合うような関係を作れればいいかな。
-チーム内の雰囲気は
井手口 練習からすごく楽しいし、いい雰囲気。
-交代で出場する時にサポーターから歓声が
井手口 いち早くチームに溶け込んで、このチームをもっと上の順位にいかせるために頑張る。自分がチームを引っ張るくらいの意思でやっていければいいかなと思う。
-シュートに警告。短い中で攻守に存在感を見せた。
井手口 交代で入った時も攻撃じゃなくて守備、下がってと言われたので、それをそのまま出していけたら。
-2ボランチの右だった。
井手口 前半は4-3-3だったけど、後半から5-2-3になった。言葉もまだわからないので、システムが変わると大変。まずは守備の方を求められていると思うので、そこを表現しながら攻撃はできるだけバランスを見ながらいける時にいけたらいい。
-次はホーム試合
井手口 前節のホームゲームはスタンドの上から見ていて、すごく雰囲気が良かった。ああいう雰囲気の中で自分も90分間早くやりたいという気持ちが強い。しっかり今週コンディション上げて使ってもらえればいい。
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井手口は今冬にG大阪からイングランド2部リーズへ完全移籍。半年間、レオネサへ期限付き移籍している。ハリルジャパン期待のボランチはW杯イヤーに移籍を決断。スペインで磨きをかけて、ロシアへ臨む。