ブンデスリーガで2日、ドルトムントは3-2でケルンに勝利。3日の独紙ビルトは「オバメヤン? 誰だ、それは? バチュアイが2ゴール」のと見出しで、以下のように報じた。

 オバメヤン(今冬にアーセナルへ移籍)は過去の人になった。今ドルトムントにはバチュアイ(今冬にチェルシーから移籍加入)がいる。わずか2回の練習参加で、ケルン戦はいきなり先発出場。2ゴール1アシストの大活躍でチームの勝利に貢献した。試合後テレビインタビューに「すごくうれしい。これが最初の試合。難しかった。大事なのは勝ち点3」と振り返った。

 ペーター・シュテーガー監督にとっては61日ぶりのケルンへの帰還。「弱い神経には耐えられない試合」と話した。試合前にはケルンのファンからのブーイングを聞かなければならなかった。ケルンGKティモ・ホルンは「ほぼすべてのコーチングスタッフが相手ベンチにいるというのは変な感じだった」と振り返っていた。

 ドルトムントはこの日の勝利で暫定2位。それ以上に大事だったのは、アーセナルに移籍したオバメヤンのことをドルトムントのファンが誰も気にしなくて済むことだった。