元イングランド代表のスティーブン・ジェラードが経営するレストラン「ザ・ビンセント」は複数のネズミが見つかったことで、強制的に一時閉鎖に追い込まれ、衛生面を改善するように裁判所から指導を受けたと、3日の英紙サンが報じた。

 ジェラードが経営するすしカクテルバーは食品安全の専門家によって検査を受けていた。ジェラードの友人が店長を務めていた同バーは3つの衛生面に関わる指摘を受けたことを認めた。不衛生な作業台のほか、ネズミなどの害虫が入ってくる可能性のある穴が調理場で見つかっていた。2016年に調理場でネズミのふんが見つかっており、閉鎖に追い込まれた。

 「ザ・ビンセント」は治安判事裁判所に出廷したが、3月15日まで判決が延期された。同店は最大で1万8000ポンドの罰金の支払いを命じられる可能性がある。