トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督(47)の冗談がレアル・マドリードを怒らせたと、24日付の英BBC電子版が報じた。明らかに冗談だとわかるコメントに対して、Rマドリードは最終的に声明を出すに至った。

ポチェティーノ監督は、過去にRマドリード監督就任が何度も伝えられた。トットナムは来月1日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝をマドリードのワンダメトロポリターノスタジアムでリバプールと対戦する。同監督は「決勝前にデポルティバ(Rマドリードの練習場)でトレーニングを行い、近くのホテルに宿泊する。フロレンティーノ(ペレス会長)に練習施設に泊まらせて欲しいと頼んだが、Rマドリードの監督になったら泊まれると言われたよ」とスペインラジオ局「El Partidazo de COPE」でコメントした。

それに対してRマドリードは「そのような依頼が届いたことは、完全なる偽りだ。いつだって、欧州サッカー連盟(UEFA)、トットナムとリバプールからのリクエストを満たすために可能性を提示している。リクエストは、トレーニング場と控室の使用のみだった」と発表した。

トットナムは、今月30日と31日に、リバプールは来月1日の午前中に、同トレーニング場を使用する。(A・アウグスティニャク通信員)