スペイン1部のバルセロナが、ナポリ所属のスペイン代表MFファビアンルイス(23)の獲得に向け、正式にオファーを出す意思を継続して示しているとスペイン紙ムンド・デポルティボ(電子版)が13日に伝えている。

ナポリがチャンピオンズリーグで決勝トーナメント進出を決めたにもかかわらず、アンチェロッティ監督が更迭され、クラブ内部の状態が非常に悪い中、ファビアンルイスはビッグクラブへの移籍を阻止するためにクラブから受けている契約延長の申し出を断り続けている。

バルセロナは急いではいないものの、獲得に向けた姿勢を明確にしている。しかし、ナポリはファビアンルイスの移籍金について1億8000万ユーロ(約216億円)という非常に高額な設定にしている。バルセロナ以外にレアル・マドリードも興味を持っており、すでにナポリに対して何らかの動きを見せているものの、際立った接触はないとされる。

ムンド・デポルティボは公式サイトで「ファビアンルイスとの契約がバルセロナにとって素晴らしいものになるか?」というアンケートを実施したところ、約1700人の回答者のうち84・4%がイエスと答え、好意的に受け止めたという。(高橋智行通信員)