コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(29)がこれ以上、レアル・マドリードでプレーしない予定だとスペイン紙アス電子版が7日に報じた。クラブとの契約は来年6月30月まで残っている。

ロドリゲスは7月5日に行われたビルバオ戦の際、ジネディーヌ・ジダン監督に試合に出場したくないという希望を伝えて受け入れられた。それ以降、招集メンバー入りすることなく、Rマドリードにとっての大一番となる、7日(日本時間8日)にアウェーで行われる欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦、マンチェスター・シティー戦のメンバーからも外れ、Rマドリードでの時代が完全に終わったとみられている。

そのような状況の中、数週間前よりロドリゲスの代理人ジョルジュ・メンデス氏は移籍先を探しており、パリ・サンジェルマン、アトレティコ・マドリード、アーセナルが候補に挙がっている。この中で特に先日、FA杯を制したばかりのアーセナルが最も強い関心を持っているとのことだが、現時点では何も具体的になっていないという。

Rマドリードはロドリゲスがバイエルン・ミュンヘンでの2年間の期限付き移籍を経てチームに復帰した昨夏は全てのオファーを断ったが、今夏は代理人のメンデス氏が提示するオファーに耳を傾けるつもりであるとアス紙が伝えている。(高橋智行通信員)