西アフリカのシエラレオネ・サッカー協会は、同国リーグ戦で91-1、95-0という前代未聞の大差試合が相次いだことを受け、選手や関係者への調査に乗り出した。

試合は3日に行われたプレミアリーグ。カフンラ・レンジャーズがルンベブ・ユナイテッドを95-0とサッカー史上最大の勝利を飾ると、ガルフFCがコキマン・レバノンに91-1で続いた。

だが、それぞれハーフタイム終了時点のスコアは2-1と7-1だったことから試合操作の疑いがあるため、無効試合となっている。

協会のトーマス・ダディ-・ブリマ会長は「こんな恥ずかしい状況を罰っせないわけがない。調査によって有罪判決を受けたものは、国の汚職防止委員会に引き渡す」と英BBCの取材に回答した。

カフンラ・レンジャーズの最高経営責任者が「スポーツマンシップに背く行為を強く非難する」と声明を出せば、ルンベブ・ユナイテッドの代表も「試合操作はまったく気づかなかった」としている。