マンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督(52)が、指揮官の指示を無視してPKキッカーを仲間に譲ったノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(22)に激怒した。
2-0とリードした後半39分。マンチェスターCはPKを獲得した。普段であればキッカーはハーランドかマフレズが務めることが多いが、ハーランドはこの試合で2得点していたMFギュンドアンにハットトリックを決めさせようと、キッカーを譲った。
グアルディオラ監督はサイドラインからハーランドが蹴るように叫んだが、同FWは指揮官をちらりと見た後に指示を無視。ギュンドアンにボールを渡した。しかも悪いことに同MFはPKを失敗。直後に失点したこともあり、結果的に試合は2-1の辛勝となってしまった。
グアルディオラ監督は試合後、「ギュンドが得点すれば、誰もが『よし、ハットトリックだ、よくやった』と思うだろう。しかし、PKキッカーはPKキッカーだ。試合は2-0で、これは仕事だ。忘れられないような特別な状況ではない」と憤った。
一方のギュンドアンもPKのボールをセットしている時に指揮官の怒りの視線を感じていた。「まず監督はアーリング(ハーランド)に相当怒っているという態度を示し、次に自分にも怒りの矛先を向けてきた。まあ、でもそういうものだから仕方ない」。“とばっちり”をくらったとばかりに話した。
ギュンドアンは「アーリングがボールを持った瞬間、僕は彼がPKを蹴ると確信していたが、彼は自分に気を使ってくれたんだ。僕も得点する自信はあったんだけど…」と続けた。
リーグ3連覇を狙うマンチェスターCはこの勝利で2位アーセナルとの勝ち点差を4に広げた。指揮官の気分も試合後の記者会見までにはいくらか良くなっており「素晴らしいパフォーマンスだった」と選手たちをたたえた。
グアルディオラ監督はその上でPKについて「2-0になったとき、誰がPKを蹴るのか。PKキッカーはアーリングだ。2-0で、特にイングランドでは決して楽に試合は終わらない。日常的にPKを蹴っているスペシャリストにPKは行ってほしい」と怒りの理由について説明していた。

