スペイン紙マルカが今夏の移籍市場の状況などを分析しつつ、23-24年シーズンのスペインリーグに臨む各クラブのベストイレブンを発表した。

久保建英が所属するレアル・ソシエダードはリーグ戦を4位で終え、欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得した昨季から、新たにトラオレとアンドレ・シルバ(※負傷中)が加入した一方、大黒柱のシルバが引退、イジャラメンディ、ゲバラ、スビアウレが退団した。また昨季、クラブ史上の移籍金最高額で加入しながらも、序盤に右膝前十字靭帯(じんたい)断裂の重傷を負いシーズンの大半を棒に振ったサディクが戦列復帰する。

システムは4-3-3で、GK=レミーロ、DF=トラオレ、スベルディア、ル・ノルマン、アイエン・ムニョス、MF=ブライス・メンデス、スビメンディ、ミケル・メリーノ、FW=久保、サディク、オヤルサバルとなっている。

上位陣に目を向けると、財政難によるサラリーキャップ(選手の契約年数に合わせて分割された移籍金や選手年俸などの限度額)の問題で約半分しか選手登録が済んでいない昨季王者のバルセロナは今夏、ギュンドアン、イニゴ・マルティネス、オリオール・ロメウを獲得。一方、ブスケツやジョルディ・アルバなどが退団し、デンベレのパリ・サンジェルマン移籍が決定的となっている。

システムは4-3-3で、GK=テア・シュテーゲン、DF=クンデ、クリステンセン、アラウホ、バルデ、MF=ペドリ、デ・ヨング、ギュンドアン、FW=ガビ、レバンドフスキ、ラフィーニャ。

昨季2位のレアル・マドリードはここまで、今夏の移籍市場で最も投資額の多いチームとなっており、ベリンガム、フラン・ガルシア、ホセル、ギュレルを補強。一方、ベンゼマ、アセンシオ、アザール、マリアーノのFW陣がごっそり退団した。

アンチェロッティ監督が慣れ親しんだ4-3-3から中盤ダイヤモンドの4-4-2にシステムを変更し、ベストイレブンはGK=クルトワ、DF=カルバハル、ミリトン、アラバ、フラン・ガルシア、MF=クロース、チュアメニ、カマビンガ、トップ下=ベリンガム、FW=ロドリゴ、ビニシウスとなっている。

スペインリーグは11日のアルメリア対ラヨ・バリェカノで今季をスタートし、来年5月まで38節の長い戦いを繰り広げることになる。(高橋智行通信員)