ウルバーハンプトン(ウルブス)の韓国代表FW黄喜燦(ファン・ヒチャン=27)が2得点を奪い、今季リーグ戦のゴール数を10点に伸ばした。

前半13分にFWレミナのヘディングシュートで先制した直後のキックオフ。ブレントフォードがDFを経由してGKまでバックパスしたところ、これを狙っていたファンがインターセプトし、ゴールへ流し込んだ。一気にリードを2点差と広げた。

さらに前半28分、相手が縦に蹴ったクリアボールを味方選手が大きくヘディングで前方へとはね返した。これをペナルティーエリア内で受けたファンは、寄せてきたDFを浮き球で右へとかわす鮮やかなボールタッチを披露。すかさず右足で勢い良くゴールネットを揺らした。

ファンは今季全19試合に出場し10得点。ハーランド(マンチェスター・シティー)の14点をトップとしたランキングで6位に浮上している。得点王経験ある孫興民(ソン・フンミン=トットナム)も11得点で4位に付けており、韓国代表の2選手が世界最高峰のプレミアリーグでランキングの上位にいる状況だ。

ウルブスのオニール監督はファンについて「彼は夢のような選手だ。私はただ(メンバー用紙に)彼の名前を書いて、後は(ゴールを)託すだけなのだから。彼がゴールを決めてくれると本当にリラックスできるし、その素晴らしいクオリティーの持ち主だ。練習からいつもそれを見せてくれている」と手放しで絶賛している。ただしファンは1月にアジアカップを控えており、チームを離脱する。プレミアリーグで11位に浮上したウルバーハンプトンにとって、ファンを欠く期間は不安でしかないようだ。