元日本代表ハビエル・アギーレ監督(65)の率いるマジョルカが、今季スペインリーグで首位に立つジローナを3-2で下し、準決勝へ駒を進めた。

前半21分にFWラリンが先制点を挙げると、7分後にFWアブドンが目の覚めるような強烈な一撃を見舞った。ペナルティーアーク手前へ、転がったボールに対し、右側から回り込みながら強引に左足を強振。弾丸と化したボールはゴール左隅へきれいに決まるスーパーゴールだった。

アギーレ監督はスタンドを見やり、ホームサポーターの歓喜する姿を誇らしげに見やった。

さらにアブドンは前半35分にPKも決めて一挙3-0とリード。後半23分にPKで1点を返され、アディショナルタイムにMFサビオにゴールを奪われたものの、逃げ切りに成功した。

くしくもアギーレ監督と言えば、日本代表監督として2015年のアジア杯に出場。UAEとの準々決勝でPK戦の末に敗退し、連覇を逃した。その直後、過去にサラゴサを率いた際の八百長試合への関与が疑われ、代表監督の任を解かれた。だが裁判の結果、有罪判決を受けたのは会長のみで、19年に証拠不十分で無罪となっている。

その後、中東のクラブなどを経て22年3月からマジョルカを指揮。当時在籍した久保建英(Rソシエダード)、イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)は今、それぞれ日本、韓国代表の中心選手としてアジア杯を戦っている。そのタイミングで、アギーレ監督もまた活躍している姿を披露することとなった。