「選手は奴隷ではない!」。サウジアラビア・サッカー連盟は、観衆の行動規則を再検討することを発表した。英BBCが15日に報じた。

発端は、12日のアルイテハドとアルヒラルのサウジアラビア・スーパー杯決勝直以後の“事件”だった。1-4で負けたアルイテハド選手が引き揚げる際に、サポーターと口論となった。FWアブデラザク・ハムダラが口論の際に持っていたペットボトルの水を観客に掛けると、その観客は持っていたムチでハムダラを打った。

この映像がSNSで世界中に拡散し、サウジアラビアリーグは世界中から非難を受けた。「スタジアムになんでムチを持って入るの?」「選手は奴隷ではない!」など、非難が相次いだ。