スペイン2部テネリフェは3日、試合中の悲劇的な事故によりスペイン人FWヘスス・デ・ミゲル・アラメダさん(30)が逝去したと発表した。

デ・ミゲルは2日にホームで行われたスペイン2部第12節アンドラ戦で後半14分に途中出場した。終了間際に味方が前線に向けて蹴ったボールを追いかけた際、ゴールを飛び出してきたアンドラGKヘスス・オウォノとセンターサークル内で激しく接触した。この時、胸部に強い衝撃を受け、意識不明でピッチに倒れ込み、オウォノは退場処分が下された。デ・ミゲルは心肺停止状態が続き、試合は2−2のまま中止された。

デ・ミゲルはヌエストラ・セニョーラ・デ・カンデラリア大学病院に緊急搬送された際、救急車内で受けた心肺蘇生措置により脈拍が回復し、容体が一時安定したものの、夜間に悪化し、クラブは翌3日午前に逝去したことを正式発表した。

クラブは公式声明で、「慰めの言葉などありません。この計り知れない悲しみに満ちた気持ちを和らげるものは、何一つありません。私たちは深い悲しみに暮れるご家族や愛する方々、そして今日、この残酷な結末に涙を流す全てのテネリフェの人々と共にいます」と哀悼の意を表した。

デ・ミゲルはマドリード出身。レガネスの下部組織で育ち、フエンラブラダ、ナバルカルネロ、ウニオニスタス、カステジョンなどでプレーした後、25年夏に当時3部のテネリフェに入団し、2部昇格に貢献した。今季はリーグ戦6試合に出場していた。(高橋智行通信員)