サッカー日本代表の森保一監督(57)が、ワールドカップ(W杯)北中米大会に臨む壮行試合となるアイスランド代表(FIFAランキング75位)戦で、今回招集しているDF吉田麻也(37)を先発起用すると明言した。

東京・MUFG国立競技場で30日、試合前日会見に出席した森保監督は「明日の起用はスタメンで考えています。前半の10分ぐらいかと思いますが、プレーしてもらって、そこから彼を送り出したいと思っています」と話した。

吉田は前回22年12月のW杯カタール大会を最後に代表からは引退していた。ただ、功労者の吉田に対するねぎらいを公で示したい思いもあり、今回の代表活動に招集。いわば“引退試合”としてアイスランド戦に出場する。

また、吉田が日本代表の合宿に参加していることでのプラスは多いという。

森保監督は「練習の中でクオリティーというところでも見せてくれていますし、意欲という部分でもW杯に向けてコンディションを上げていく選手の中でギラギラしたものを持ち込んできて、いい緊張感を伝えてくれている。何よりも選手とコミュニケーションを取って、W杯基準の心構えだったり、彼の経験値を持って話してくれている」と称賛した。

吉田は選手協会の会長を務めるなど、日本サッカーをあらゆる角度から発展ヘト導いている。東京五輪も含め、監督と選手という立場で関わってきた森保監督だからこそ、W杯前という日本中から注目される中で感謝の思いを示したかった。「日本がW杯で勝つ確立を1%でも上げるため」。日本サッカーの総力を結集し、W杯で「最高の景色」を目指す。