ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会において、米国代表FWバログンの出場停止から一転して出場を許可し、多くの批判を集める国際サッカー連盟(FIFA)ジャンニ・インファンティノ会長(56)が、来年の会長選でも勝利すると予想されている。

英国の公共放送局「BBC」電子版で、デール・ジョンソン記者が、「彼に勝つ見込みはない。たとえ欧州連盟(UEFA)が挑戦できる候補者を集められると考えていたとしても、競争は既に終わっている」と明言した。

UEFAは今回のFIFAの裁定に「一線を越えたもの」と声明を発表し、強い不信感を示している。

だが、同記者は「インファンティノ氏は2019年と23年に無投票で再選された。27年に彼に対抗するどころか、打ち負かすには、よほどの奇跡でも起こらない限り不可能だろう」と続けた。

FIFAには211カ国が加盟し、各国が投票権1票を持ち、当選には106票が必要。

「4月に南米連盟が加盟10カ国がインファンティノ氏を支持すると表明した。3週間後、アフリカ連盟は、加盟する54の協会から満場一致の支持を得たことを確認した。すぐにアジア連盟は加盟する47カ国もこれにならった。彼は既に111票を獲得している」と具体的な数字を示した。

会長の任期は1期4年で、計3期まで。スイス出身のインファンティノ会長は、ブラッター前会長が汚職事件で15年に辞任したことを受けて就任。16~19年の任期は1期目に該当せず、現在は2期目になっている。今年4月にはバンクーバーで開かれた総会で来年の次期会長選への立候補を表明している。

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