国際オリンピック委員会(IOC)は1日、2012年ロンドン五輪のドーピング再検査で禁止薬物に陽性反応を示したとして、陸上女子1600メートルリレーで2位に入ったロシアのアントニナ・クリボシャプカを失格処分にしたと発表した。

 他のリレーメンバーを含めて獲得した銀メダルは剥奪される。クリボシャプカは6位だった400メートルも失格となった。

 ボクシング男子ミドル級で金メダルに輝いた村田諒太(現帝拳)が準々決勝で判定勝ちしたアデム・キリッチ(トルコ)と、陸上女子円盤投げで23位だったロシア選手にもドーピング違反が見つかり、失格となった。