16年リオ五輪代表の田中智美(31=第一生命)が“三度目の正直”で20年東京五輪の代表選考会マラソン・グランドチャンピオンシップ(9月)の出場権獲得を狙う。

大阪国際女子マラソンを翌日に控えた26日、大阪市内で最終調整。リオ以来のマラソンで「ワクワクしています」と話した。

19位だったリオ五輪後は引退も考えた。進退を悩んだ4カ月の休養期間。8キロも太った。現役続行を決意も苦しんだ。17年さいたま国際、18年ゴールドコーストと2度のマラソン出場を目指したが、それぞれ右臀部(でんぶ)と右アキレス腱(けん)を痛め、回避を余儀なくされた。

同じ失敗を繰り返さぬよう、練習は昔のように追い込まず、今はけがに細心の注意を払う。年齢による体の変化と相談しながら、ケアだけで多い時に1日1時間半以上も費やす。「いろいろな思いを持って笑顔でゴールしたい」と語った。