秋の世界選手権(ドーハ)の男子マラソン代表・川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損保)が24日、都内で会見し、フジコーとアンバサダー契約を結んだことを発表した。

川内は昨年の北九州マラソンで優勝。その副賞で同社製の空気清浄器を贈られた。部屋のリビングに置くと、花粉症で苦しんでいた家族の症状が緩和されたという。その経緯があり、今回の契約に至った。

今後、製品のPR活動などに協力していく川内は「妻も花粉症、アレルギー体質がある。緩和され、よりよい記録がでる環境が整うと思う。私自身もより競技に集中できるのではないか」と話した。川内は今回で4社目となる企業との契約。「最後の1社としてまとめさせていただいた」と、もう今後は増やす予定はないという。

同社は北九州市に本社を置く、空気清浄機などを開発するメーカー。