自転車ロードレース「NTN presents 2019ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ=自転車月間推進協議会主催、日刊スポーツ新聞社ほか後援)の記者発表が27日、都内で行われた。

8日間の全8戦で実施され、第1戦は5月19日の堺ステージ、第2戦が20日の京都となる。そして、第3戦は21日のいなべ、第4戦は22日の美濃。第5戦以降は昨年同様に南信州、富士山、伊豆と転戦し、26日に最終第8戦、東京ステージを迎える。27日現在、海外7、国内9チームの合計16チームが出場を予定している。

大会組織委員会の石黒克巳会長は「来年のTOJが終わる2020年5月31日付の獲得ポイントで、東京五輪のロード日本代表が決まる。今年の大会から日本のチームが大いに活躍し、オリンピックへのポイントを獲得してほしい」と選手にエールを送った。そして、SPEEDチャンネルで全8戦をほぼライブで中継予定の計画も明かし、レースの盛り上がりに期待をこめた。

また、競技主管の日本自転車競技連盟・橋本聖子会長も姿を見せ、「東京五輪のロードレースで日本選手が1番最初にゴールすることを目標にしている」と今大会との連係強化を図ることを約束した。

大手ベアリングメーカーNTNは昨年の創業100年に合わせ、2017年から冠協賛している。TOJ各会場で「NTN回る学校」を開き、環境や省エネルギーについて遊びながら学べるプログラムを行う。ベアリング組み立て体験や、バーチャル自転車レースも予定されている。