ラグビーの元日本代表監督で昨年10月20日に53歳で死去した平尾誠二氏をしのぶ「感謝の集い」が10日、神戸市内のホテルで行われた。親交があったノーベル医学生理学賞受賞者で京大iPS細胞研究所の山中伸弥所長(54)も参加。闘病生活に携わっていたことを明かし「君のことを治せなくて…。本当にごめんなさい」と語りかけた。式典に関係者約800人、献花のため約2000人の一般ファンも集まり、別れを惜しんだ。

 笑顔で空を見上げる平尾氏の遺影に向かって、山中氏が頭を下げた。そして、無念の表情で語りかけた。

 「平尾さん、本当にご冥福をお祈りします。そして、君のことを治せなくて…。本当にごめんなさい」

 参列者からすすり泣きが聞こえる。同学年で自らも学生時代にラグビーに打ち込んだこともあり意気投合。食事、ゴルフをともにする友人だった山中氏が、闘病生活の秘話を明かした。