テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権の組み合わせが30日に決まり、男子シングルスで初の8強入りを狙う第9シードの錦織圭(日清食品)は1回戦で世界ランキング105位のマルコ・チェッキナート(イタリア)と初対戦することになった。

 上位シードが順当に勝ち上がると4回戦で第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、準々決勝で第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)、準決勝で2連覇を目指す第1シードのアンディ・マリー(英国)と当たるゾーンに入った。

 杉田祐一(三菱電機)は主催者推薦のブライダン・クライン(英国)、ダニエル太郎(エイブル)はミハイル・ククシュキン(カザフスタン)と初戦で顔を合わせる。

 女子シングルス1回戦で昨年16強の土居美咲(ミキハウス)はキルステン・フリプケンス(ベルギー)、初出場の大坂なおみ(日清食品)はサラ・ソリベストルモ(スペイン)と当たる。尾崎里紗(江崎グリコ)はデニサ・アレルトバ(チェコ)、日比野菜緒(ルルルン)は第17シードのマディソン・キーズ(米国)、奈良くるみ(安藤証券)は予選を突破した選手とぶつかる。

 女子ダブルス1回戦で第16シードの穂積絵莉(橋本総業)加藤未唯(佐川印刷)組は予選を勝ったペアが相手になった。