メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。

 今年のバーレーンGPに続いて自身2度目。昨年の予選最速タイムを2秒も上回る驚異的な速さだった。フェラーリのセバスチャン・フェテルが0・042秒の僅差で2位、ギアボックス交換により5グリッド降格ペナルティーが決まっているルイス・ハミルトンはQ3のアタックでミスが目立ち、0・173秒差の3番手に終わった。

 ボッタスは「今日はクルマがどんどん良くなっていったし、とても良いフィーリングで予選を楽しむことができた。アタックラップもすごく良かったと思うし、明日は良いファイトができると思う。もちろん目標は優勝以外にない。明日が待ちきれないよ」。

 0・3秒分のパワーアップを果たしたスペック3パワーユニットを持ち込んだマクラーレン・ホンダ勢だったが、金曜の走行後にフェルナンド・アロンソ車のMGU-Hに問題が見つかり旧型スペックに換装。中団勢が僅差の中でアロンソは予選12位に終わり、スペック3を継続使用したストフェル・バンドーンは13位で予選を終えた。

 タイヤの各コンパウンドのタイム差が小さく性能低下も小さいため、決勝では1ストップ作戦の単調な展開になることが予想されている。しかし日曜午後に向けては雨の予報もあり、オーストリア中部の標高700メートルを超える山間にあるサーキットだけに天候は不安定で、雨が降れば荒れた展開になる可能性が高い。(米家峰起通信員)