国際水連は22日、ブダペストでの総会で役員を改選し、スポーツ庁の鈴木大地長官を新たに理事に選出した。任期は4年。

 鈴木長官は「日本の存在感を高めつつ、世界的な水泳の普及と発展に貢献したい」と語った。フリオ・マグリオーネ会長(ウルグアイ)の続投も決まった。日本水連元会長の佐野和夫理事は任期満了で退任した。

 1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストの鈴木長官は、2013~15年に日本水連の会長を務め、昨年10月にはアジア水連副会長に就任した。20年東京五輪・パラリンピックや、福岡市で21年に開かれる水泳の世界選手権など、日本で大規模イベントが続く中で活躍が期待される。