平昌五輪の国・地域別の枠取りがかかるワールドカップ(W杯)日本代表12人が出そろった。この日は男子500、1000メートルを14年ソチ五輪代表の坂爪亮介(27=タカショー)が制した。500メートルでは吉永一貴が持つ日本記録に0・103秒と迫る40秒760をマーク。「40秒台に乗せて世界戦に臨めるので自信になる」とエースの力をみせた。

 女子は、1000メートルで17歳の神長汐音(長野・小海高)が優勝。後半に鮮やかな逆転をみせたが、「世界では外からなかなか抜けない。イン(内側)から抜く練習をしていきたい」と、9月末から始まるW杯の戦いを見据えた。

以下、W杯代表

▽男子 坂爪亮介(タカショー)吉永一貴(愛知・名古屋経大市邨高)渡辺啓太(阪南大職)横山大希(トヨタ自動車)斎藤慧(神奈川大)坂下里士(トヨタ自動車)

▽女子 菊池純礼(トヨタ自動車)神長汐音(長野・小海高)斎藤仁美(オーエンス)菊池悠希(ANA)酒井裕唯(保健科学グループ)渡辺碧(東京・武蔵野高)