日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題を受け日大は1日、東京・市ケ谷の本部で理事会を開き、内田正人元監督(62)の常務理事を辞任を5月30日付で承認した。

 大塚学長は、9月開幕の今季のリーグ戦について「条件が整い、やれるのであれば、やらせてあげたい」と出場に意欲を示した。現在、アメフット部の部長が選手側に要望の聞き取りを行っているとし、「悩ましいのはコーチングスタッフ。待っていては間に合わない」と第三者委員会の調査と平行して、新コーチを探していくとした。また、相手を負傷させた日大守備選手については、「部には戻りにくいと思うが、大学を嫌いになってほしくない」と話した。