日本ウエイトリフティング協会会長で、女子日本代表監督を兼務する三宅義行氏(72)に対するパワハラ疑惑が一部報道で報じられた件について三宅氏本人が11日、取材に応じ、「弁明はしない。今後、協会の調査にあらためて応じる」とした。3年前の15年に当時日本代表の女子選手が三宅氏のパワハラを告発。同年8月に三宅氏、当時の専務理事、選手のコーチ、所属先関係者の4者で話し合い、和解。調査に至らなかったという。

また、日本協会の小宮山哲雄専務理事も都内で経緯を説明。今回はすでに引退している女子選手が訴えたわけではなく、1日の常務理事会で一理事がこの案件を議題にあげ、再調査を求めたという。今日12日にもコンプライアンス委員会による調査を始め、15日の理事会で対応を決める。