日本バスケットボール協会の臨時評議委員会が21日、都内で行われ、国際バスケットボール連盟(FIBA)中央理事会メンバーのインゴ・ワイス氏(55)も出席した。

ワイス氏は日本のバスケットボール界がこれまで行ってきた、協会のガバナンス面やBリーグの整備など一連の改革について「何の懸念も疑念もない。ベリーグッドジョブ」と総括しお墨付きを与えた。

30~31日にコートジボワールで行われるFIBA中央理事会で、5人制、3人制男女の20年東京五輪開催国枠についても話し合われる。5人制は男子代表がW杯(8月開幕、中国)出場を決め、女子も国際大会で結果を残していることから付与される見通しが強まっている。

その一方で、3人制は東京五輪からの新種目で出場も8カ国と少なく、今回の決断がこれ以降の前例となっていく。そういった側面からワイス氏は「3人制は世界中から集まるメンバーにも、考え方の違いがあるかもしれない」と慎重な姿勢を示した。

日本協会の三屋裕子会長(60)は「5人制、3人制の男女合わせて4つの枠を全部取れて100点だと思っているので、私は100点を取りに行く」と力強く言った。