アザレア・セブン連覇 清宮代表理事「着々と成長」

  • 決勝の前半8分、トライするアザレア・セブンの草野

<ラグビー親善試合:クラウンメロンセブンズ2020>◇25日◇1回戦、決勝◇静岡・袋井エコパスタジアム

女子7人制チームのアザレア・セブン(静岡)が、2大会連続優勝を飾った。1回戦で湘南ベルマーレ(神奈川)を27-0、決勝では神戸ファストジャイロ(兵庫)を17-10で退け、参加4チームの頂点に立った。優勝した先月27日の「アザレア・セブンズカップ」に続き、親善試合4連勝。確かな成長ぶりを示した。

アザレア・セブンは1回戦で圧勝し、決勝は逆転勝ち。昨年3月に始動したチームは、地元で行われた親善試合で納得の結果を残した。観戦したアザレア・スポーツクラブの清宮克幸代表理事(53=日本協会副会長)は、2大会連続優勝について「チームが着々と成長していることを実感した」と満足げだった。

湘南戦では、前半こそ1トライ5得点しかできなかったが、後半はパス回しで相手を翻弄(ほんろう)。4トライを奪った。全5トライ中、4本をBK草野可凜(24)が挙げた。27-0の快勝でも、反省点はあった。両サイドでのプレーが多く、BK西岡那奈子主将(19)は「決勝では真ん中を突破しようと話し合った」と振り返った。

神戸戦では、開始直後にトライを許して先制された。自陣ゴールライン前での守備が続いたが、前半6分に草野が60メートル超の独走トライを決めて、反撃開始。FW横山里菜子(33)のゴールキック成功で逆転し、その後も草野と横山がトライを重ねた。戦前に目標として掲げた中央突破を実行に移した。

小池善行ヘッドコーチ(41)は「2戦とも立ち上がりが良くなかった」と課題を挙げながらも、ゴール前での堅守を評価した。来年春に予定される公式戦に向けて、チーム力を上げていく。【倉橋徹也】