ショートプログラム(SP)7位の本郷理華(24=中京大)が9位となり、2年ぶりの全日本選手権(12月、長野)出場を決めた。

フリーは10位の104・45点となり、合計162・07点。ジャンプの回転不足などが目立ち「ちょっと出し切れなかった部分もあった」としながらも「それも含めて、今の自分の実力。次の試合も出ることができるので、もっと自分の力をつけられるように頑張りたいです」と前を向いた。

昨季は休養し、引退も考えたという。ジュエリー店で接客業にも就き、今年1月から練習再開。4大陸選手権で2度の銅メダルを獲得しているが、当時と全日本選手権での目標も変化している。

「とにかくまずはショート(SP)。自分のできることを出し切って、フリーも滑れるようにして、SP、フリー共に自分が納得いく演技をしたい。のびのびと滑れたらいいなと思います」

全ての力を大舞台にぶつける。【松本航】