全国大学ラグビー選手権で天理大の初優勝に貢献したSH藤原忍(22)が10日、将来的な日本代表入りを誓った。この日、新天地のトップリーグ(TL)のクボタに合流し、オンライン会見に臨んだ。

悲願の大学日本一を経験した藤原も、合流初日に緊張を隠せず。それでも、代表への思いを問われると「まずはクボタで9番をしっかり取る。その後に日本代表になって、チームに貢献したい」と目標を掲げた。

ラグビーを始めたのは中学のときだった。授業中に教室を出て行くなど、“元気が有り余っていた”藤原に、ラグビー部の監督から「そんなにやんちゃするならラグビー部に入れ」と言われ競技を始めた。

日本航空石川に進学し、共に天理大を日本一に押し上げたCTBシオサイア・フィフィタ(22)と出会った。ジェスチャーなどを交え、トンガ出身のフィフィタに関西弁を教えたのも藤原だ。2月6日、大学の部活を引退する際、トップチャレンジリーグ(TCL)の近鉄に加入する親友から「忍、日本代表でプレーしような」と声をかけられ、2人で同じ目標へ向かうと決めた。

クボタには同大学の先輩で、同じポジションの井上大介(31)がいる。4月から試合出場が可能になるが、レギュラーを獲得するためには、越えなければならない大きな壁だ。

期待のルーキーは「自分のいいところを出しつつ、井上選手のいいところをマネしつつ、がんばっていきたい」と語った。

憧れの選手には日本代表SH田中史朗(36=キヤノン)をあげ、新天地で世界レベルの選手を目指す。【南谷竜則】