フィギュアスケート世界選手権(24日開幕、ストックホルム)の公式練習が22日、会場のエリクソン・グローブ・アリーナで始まった。

男子で初出場の鍵山優真(17=星槎国際高横浜)が登場。本番のリンクで感触を確かめた後、オンラインで取材に応じた。

まずは氷の感覚、会場の雰囲気を確かめることが目的。日本からの長距離移動もあり「約2日ぶり」という氷上では「久しぶりだったので、よれよれでした。出だしのところ『あれ?』『よれっ』ってなっちゃったり。息が上がるのが早くて、体力が少し落ちちゃったかなと思いました」と影響を口にした。

その中で復調に努め「滑りやすく、自分にすごく合っている氷だなと思いました。気持ちに体が追いついてなかったんですけど、終盤に落ち着いて、やっと自分のペースでできるようになったので良かった。曲かけも順番が早かったので(ジャンプは全て)スルーして」マイペースで感触を確認した。

初の世界選手権へ「すごく緊張するんですけど、楽しみの方が大きい。会場も大きいので、お客さんを想像しながら練習しました。(無観客だが)いなくてもテンションが上がって、いい練習ができたんじゃないかなと思います。食事も、PCR検査を受けた後、いきなり見たことがないものが出てきたので日本食を食べました。すべて日本食でいく覚悟で頑張ります」と笑顔を見せた。

父正和コーチとの海外遠征については「ずっと一緒に行きたかったので、良かった。本人は『10年ぶりくらいの海外』と、おっしゃっていました」との表現で笑わせ、喜びを語った。

男子ショートプログラム(SP)は日本時間25日午後7時30分、フリーは同27日午後7時に始まる。「ショートもフリーもノーミスでいければ。何より、無事に試合が終わればいいかなと思います」と自然体で、初の大舞台に挑む。