4輪ドリフト大会「FORMULA DRIFT JAPAN(FDJ)」の第4戦が9月4、5日、無観客の滋賀・奥伊吹モーターパークで行われる。注目は第3戦で初優勝した柳杭田(やなぐいだ)貫太(JZX100チェイサー)。開幕3連勝を目指した山下広一(JZX100マーク2)を準々決勝で破り、栄冠をつかんだ。シリーズの新たな主役に名乗りを上げた21歳は今回、連勝を狙う。その迫力満点の走りからは目が離せない。
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8月7、8日、宮城・スポーツランドSUGOで行われた第3戦。柳杭田がジャイアントキリングを演じた。2台ずつ先行、追走で入れ替わって2回走り、採点される決勝トーナメント。王者山下とは接戦となるも、攻めの走りでジャッジ3人中2人の支持を得た。そして、玉川艶哉(よしちか、JZA80スープラ)との準決勝はワンモアタイム(再走採点)。先行で鋭いコーナリングを見せると、相手がコースアウト。追走をまとめ、勝利をつかんだ。
決勝の相手は末永直登(S15 シルビア)。予選32位の最下位通過から勢いに乗り、勝ち上がってきた。直前に大雨に見舞われて路面がウエットとなる中、先行時に追走・末永が軽く接触し、減点。すると、入れ替わった追走で柳杭田は安定の走りを見せ、栄冠をたぐり寄せた。
結果発表に「山下さんに勝てて、ここ(決勝)まできたら、優勝したいと思った。信じられないけど、うれしい」と夢見心地。それでも12歳から磨いてきたドリフト技術が10年目に大きく開花した。次戦のさらなる成長ぶりに注目したい。


