注目の「東北勢対決」をアウェーで制す。福島ファイヤーボンズは5日、福島・郡山市内で調整した。明日7日、仙台市内で開催される仙台とのB2プレーオフクオーターファイナルは、悲願のB1昇格に向けて負けられない試合。福島出身の菅野翔太(30)は「メンバー全員で試合に向かって気持ちを作っている。B1にこのチームで行けると思っているので早く試合をしたい」と力を込めた。

雰囲気にのまれない。今季の対戦は6戦3勝3敗だが、アウェーでは1勝3敗と負け越し。仙台は4年連続でB2年間平均入場者数1位を獲得。ブースターの“大黄援”を受け、ホームでは26戦22勝4敗と大きく勝ち越した。そんな中、B1プレー経験がある長谷川智伸(31)は「僕個人で言えば、シュートを決めたり、良いプレーをしたりすると(ブースターを)黙らせられる。盛り上がったところを静かにさせられるから、けっこう好き」と心強かった。

「B2東北最強」を決める試合で先に2勝すれば、セミファイナルに進出。だが、相手は失点数リーグ2位の堅守が持ち味。長谷川は「激しいディフェンスを逆手にとったオフェンス、ディフェンスでは僕らがさらに激しくタフにやれるかが大切になる」と気合を入れた。アウェーの逆境をはね返して1勝を積み上げ、ボンズに関わる人たちの夢をつなげる。【相沢孔志】