B1仙台89ERSが横浜ビー・コルセアーズに61-88で敗れ、今季初のホーム連勝を逃した。第1クオーター(Q)を20-15とリード。だが、第2Qに昨季仙台に所属し、B1昇格に貢献したデビン・オリバー(30)の10得点を含む連続16点を許し、一気に離された。
第3Q残り2分22秒には、PG渡辺翔太(24)が相手選手と接触して左足を負傷。車いすに乗ってコートを後にした渡辺は、悔しさをあらわにした。11日大阪戦では渡辺と同じPGの小林遥太(31)が、右足関節靱帯(じんたい)損傷で戦線離脱。司令塔を欠いた仙台は渡辺の負傷退場から12分間でわずか15得点。第4Q残り6分からは約5分間無得点に抑え込まれた。この結果に対し、ジャスティン・バーレル(34)は「(渡辺)翔太が、見るに堪えないケガをしてしまったことが大きなポイントだった」と言葉を絞り出した。
藤田弘輝ヘッドコーチ(HC=36)も「(渡辺)翔太のケガが、少しでも大事にいたってないことを祈るばかりです」とコメント。ディフェンスでのハードワークやアグレッシブなドライブなど仙台にとって不可欠な渡辺の離脱は痛いが、24、25日にはアウェーSR渋谷戦、28日には北海道との今年最後のホーム戦を控えており、下を向いてはいられない。渡辺は試合後、病院へ向かったが、藤田HCに「必ずすぐに帰ってきます」と伝えたという。渡辺の分まで全員でハードワークを重ね、渡辺が戻ったときにさらに強いチームとなっているために前進を続ける。【濱本神威】
<横浜BCオリバーがダブルダブル>
古巣相手に大暴れした。今季、仙台から横浜BCに移籍したデビン・オリバーが、23得点10リバウンドのダブルダブルを達成した。オリバーは「チームとして仙台のフィジカルに対してしっかり準備し、覚悟をして試合に入れた」と負けた第1戦との違いを分析した。久しぶりのゼビオアリーナでのプレーについてオリバーは「本当に気持ち良い試合、心地よくプレーができた。日本での1年目が仙台89ERSというチームで戦えたことは大きな財産になっている」と語り「この週末は特別な試合でした」と振り返った。


