新潟アルビレックスBBラビッツはデンソーに54-98で敗れ、9連敗を喫した。第1クオーター(Q)で7-29と22点差をつけられた。第2Q、3Qは互角の戦いも、第4Qで8-28と引き離された。この日が27歳の誕生日のSF中山樹は、16試合ぶりの先発で今季自己最長の32分15秒出場し、12得点と奮闘した。
中山は持ち味のドライブで攻めた。「自分の強みはスピード。ドライブで切って行こうと思った」。チームが17-15とQ別のスコアで上回った第2Qは6得点。22-26と競り合った第3Qは4得点。デンソーの東京五輪代表、C高田真希(33)、SF赤穂ひまわり(24)のブロックに遭っても臆せずリングを捉えた。
試合スタートから第4Q途中まで32分15秒間、ぶっ続けでコートに立った。先発は開幕の姫路戦の2戦目(22年10月23日)以来で「やってやろうと思った」。18日の1戦目はベンチスタートだった悔しさをぶつけた結果が、姫路戦の1戦目に挙げた15得点に次ぐ、今季2番目に多い12得点だった。
昨季終了後に股関節を手術し、今季開幕前には左足甲を痛めた。1月のアランマーレ戦前には右足首を故障とケガが続いた。それも完治し「不安なくできている」。試合は完敗も、バスケ人生初の“バースデーゲーム”で個人的な手応えはつかんだ。【斎藤慎一郎】


