Wリーグ参入2季目を8勝18敗の10位で終えたアランマーレ秋田は、6選手とスタッフ3人が今季限りでの退団を発表した。退団者が在籍期間を振り返る「さよならアランマーレ秋田」最終回は内田幸織(さおり)トレーナー(31)です。(敬称略)【取材・構成=相沢孔志】
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内田はB1三遠アシスタントトレーナーから転身し3年半を秋田で過ごした。「考えたらあっという間に過ぎていきました」。最初は単独での業務に不安を抱いたが、年々自信がつき、自身の成長を感じていた。
「(選手を)管理する力などは三遠にいた時よりはついたと思いますし、複数体制のありがたさを感じながら業務ができました。男子とは違う発見もあり、トレーナーとして男子も女子も経験できたのは良かったです」
今季のベストゲームは、1月22日のアウェー新潟戦。初の同一カード連勝をかけた一戦は、第4クオーターに16点差を追いつき、延長戦で競り勝った。勝敗を左右する終盤のコートには右膝前十字靱帯(じんたい)断裂で昨季は出番がなかった玉田那奈の姿があり、出場時間は20分を超えていた。
「全員を平等に見ないといけないですが、1年間リハビリをして返り咲いた選手が、大事なところで出ていたことがうれしかった。試合後、本人から『私(内田)が帯同している時にたくさん出られて良かった』と言ってくれました。一生懸命、輝いている選手を見られて、遠征に来られて良かった」
ここまで選手を支えることができたのも、周囲のサポートがあったからだ。「秋田にいた間、さまざまな医療機関の皆さまに大変お世話になりました。選手たちのみならず、私のことも気にかけてくださり、温かい言葉をいただいたり、とても支えになっていました」と心から感謝を伝え、23-24年シーズンに臨むチームに「昨季を塗り替える気持ちでやってもらえたら目標に掲げるプレーオフ進出ができると思う。『日々更新!』です」とエールを送った。


