昨季のグランプリ(GP)ファイナル銀メダルの山本草太(23=中京大)が合計237・40点で3位となった。「まだまだ万全の状態ではなかった」と冷静に振り返った。
今季はSP、フリーともにプログラムを一新。新境地となるSP「カメレオン」では曲調とダイナミックな動きをマッチさせ、91・98点で首位に立った。
一方で、フリー曲「エクソジェネシス交響曲第3番」ではジャンプが乱れた。冒頭の4回転サルコーこそ決めたが、その後は4回転トーループで転倒、トリプルアクセル(3回転半)もシングルになった。「ショートと比べて不安要素があったフリープログラムだった。途中で集中が切れてしまった」と反省の言葉が並んだ。
昨季はGPファイナルと世界選手権に初出場。ただ、年末の全日本選手権は5位、世界選手権は15位だった。「全日本選手権と世界選手権でまたリベンジができるように」と意気込む今季初戦は、収穫と課題がはっきりした。
「ここからさらにレベルアップを求めて頑張って練習していきたい。途切れさせないようなプログラムをここから作っていけたら」
自らに言い聞かせるような口調で、本格化していくシーズンを見据えた。


