8月27日、F1第14戦オランダGPの決勝が行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールトゥウインで今季12勝目を飾った。
第5戦マイアミGPから9連勝を飾り、2013年にセバスチャン・フェッテル(レッドブル)が打ち立てた連勝記録に並んだ。
スタート直後に激しい雨に見舞われ、インターミディエイト(浅溝)タイヤへの交換が遅れたフェルスタッペンはI一時11位までポジションを下げた。しかし各車がインターミディエイトタイヤで走行を始めるとフェルスタッペンのペースは速く、あっという間に首位セルジオ・ペレス(レッドブル)に追い付いた。11周目に先にピットインしてソフトタイヤに戻したフェルスタッペンは、この間にペレスを逆転。そこからは他を圧倒するペースでギャップを広げていった。
レース終盤に再び激しい雨が降ってきて多くのマシンがコースオフする中でもフェルスタッペンはコース上に留まり、43分間の赤旗中断を挟んで最後まで首位を明け渡すことなくトップでチェッカードフラッグを受けた。地元オランダGPで3年連続のポールトゥウインとなった。
「信じられないくらい素晴らしい気分だよ。今日は天候のせいで簡単なレースではなかったし正しい判断を下していくのは簡単ではなかった。マシンが速いのは分かっていたけど、この状況では簡単に判断ミスを犯しうるし、ミスをすればグラベルに捕まって終わりだからね。今週はここで勝たなければならないというプレッシャーもあった。スタート前に雨が降りだして最初は小雨だからドライタイヤのままで行けると話していたんだけど、いつピットインするかはギャンブルのようなもので今回は上手く行かなかった。インターミディエイトでは良いペースがあったし、ソフトタイヤに換えてからもマシンは良くてタイヤをいたわることができた。全てがスムーズに進んだね」
アルファタウリの角田裕毅は1周目にインターミディエイトへの交換を決断してポジションアップを果たし、8番手を走行。タイヤ交換が遅れて後退したマクラーレンのランド・ノリスを上手く抑えていたが、各車が2セット目のソフトに交換する中で角田は無交換作戦を選択。しかし新品タイヤのペースが想定以上に速く、あっという間に抜かれて13位でフィニッシュ。さらにジョージ・ラッセルとの接触で5秒加算ペナルティを科されて最終結果は16位となった。(米家峰起通信員)


