日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事(47)が12日、日本代表次期ヘッドコーチ(HC)選考について言及した。

11日に開かれた理事会の内容をオンラインで報告。19年W杯日本大会で8強入り、開催中のW杯フランス大会は1次リーグ敗退で退任するジェイミー・ジョセフHCの後任の選考については「全ての結果を踏まえて選ぶ。W杯の結果(1次リーグ敗退)だけでなく、今の日本、過去の状況も踏まえて選びます。W杯の結果は大きな意味を持ちますが、それが全てではない。トータルでこれまでの日本のラグビーを見て、選考していくことになります」とした。

8強に届かなかったW杯の総括、担当者が示す強化案は、11、12月の理事会で共有、議論される予定という。岩渕専務理事は「トップ12から8に入っていく戦いを、初めて周り(世界)も自分たちも、全てが期待していた大会」と振り返りながら「先日のアルゼンチン戦のような試合を、4年に1度ずっと繰り返しながら、ベスト8、4にいく戦いをすることになる。(同様の立ち位置の)イタリア、スコットランドなどの中で、我々が抜け出せるようにしていくのが、これから4年間の大きな戦いになる」と27年オーストラリア大会への歩みを見据えた。

また、大学ラグビー界で続く薬物事案について、コンプライアンスチームを発足させたことが報告された。関東、関西、九州協会とも連携し「今後、この対策チームが情報収集し、取り組んでいく」と対応策を強化していく。【松本航】