今月のジュニアGP(グランプリ)ファイナルで逆転で初優勝した15歳の中田璃士(TOKIOインカラミ)は71・45点を記録した。
冒頭に予定を急きょ変えて4回転トーループに挑んだ。「名前を呼ばれて(演技開始までの)30秒以内の10秒以内くらいに決めました」。フリー進出のために大技は回避する方針をほぼ固めていたが、直前も直前で、「チャレンジしないでいつも逃げちゃったりしてたので、それはもう絶対やりたくないと思って」と気持ちがうずいた。
着氷は乱れ、こらえた。続くトリプルアクセル(3回転半)をスピードに乗って決めると、後半の連続3回転トーループも着氷した。
「ジュニアに上がる選手たちが僕の演技を見て『この選手すごいな』って思えるような選手になりたい」。羽生、宇野ら世界トップで活躍の先輩に続く日本男子5人目のジュニアGPファイナル覇者の称号を胸に、そう自覚が生まれ、臨む舞台だった。
フリーは23日に行われる。


