ジュニアGPファイナル2連覇の島田麻央(15=木下アカデミー)が65・23点で7位と出遅れた。ショートプログラム(SP)で初投入したトリプルアクセル(3回転半)で着氷した。その後の3回転フリップも降りた。しかし、その後に落とし穴が待っていた。3回転ルッツで転倒し、コンビネーションをつけられず。7位と出遅れ「アクセルを決めたことより、ルッツを決められなくて悔しい」と唇をかんだ。

「まずSPでしっかり決めきれるようにしたい」。身長は1年で5センチほど伸びて150センチを超えた。転倒したものの、悪女を演じるSPを懸命に滑りきった。

8日に中国・北京でジュニアGPを連覇すると、すぐに全日本の大舞台に気持ちを切り替えた。「全日本選手権では、順位(の目標)はないけど、昨年の点数を超えたい」。昨年はフリーで2度転倒も202・79点を記録して3位。初出場で全日本独特の緊張感に圧倒されたが、2度目は「楽しく滑る」ことを意識して、ノーミスを目指した。

連覇したGPファイナルのフリーでは日本女子として初めて3回転半と4回転トーループを同時成功。全日本ではSPに3回転半を組み込むことも明言。午前中の公式練習では、冒頭の3回転半が両足着氷となったものの、その後の練習ではSP初挑戦となる大技を着氷させていた。

24日のフリーではできるだけ挽回したい。「1日あく。ちゃんと切り替えて、良い演技で終わりたい」。GPファイナル同様、3回転半と4回転トーループを同時成功させる決意だ。

 

◆島田麻央(しまだ・まお)2008年(平20)10月30日、東京都生まれ。5歳で競技を始め、19、20年の全日本ノービス選手権で優勝。21年全日本ジュニア選手権では94年の荒川静香以来のノービス世代〝飛び級〟優勝。今年11月の同選手権では、荒川、安藤美姫に並ぶ3連覇。同12月のジュニアGPファイナルで2連覇を達成。名前は母親が好きな浅田真央さんにちなむ。京都・広野中3年、木下アカデミー。150センチ。

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